昨夜は、市川市の友人が主催する暑気払い交流会に参加してみた。誰か知り合いもいるだろうと思っていたら、皆初めて出会う顔ぶれで、異業種、しかも年代バラバラ、というより若い。共通項目はなんとなく政治通。こういう出会いは貴重なもので、主催者の好意は、参加者が互いに結び付き理解を深めるのに大きな力となっている。
自分がこういう場では年長の類に属し、おそらく参加者17名中、上から2~3番目なのだろうことを実感する。この年齢と経験から果たす役割は大きく、自身の経験から相手の願うところに少しでもヒットできる言葉を選びながら交流していく。コミュニケーションの実践場として多くのチャンスをいただけるのだ。
かつて30歳代で鎌ケ谷市議会議員を務めたとき、日常関わるメンバーはかなり固定的だった。サラリーマンを辞めて議員になったこともあり、自身の本業を持たず議員が専業であった分、市役所職員と議員仲間と付き合いのある市民の方々、時々他市の議員とのつながりがメインだった。こうした小さな器に居心地よく(?)いるだけでは、機能を果たすことはできなかった。あれから20年とはよく言うが、時間を空けて議員に戻り、飛躍的に広がったのは自身の人脈である。5年後への見通し、それへのステップ、誰に何を担っていただくことでそれが実現できるか、そのときにこういう言葉で呼びかけよう・・というイメージが広がったのだ。昨夜も率直に発言し行動する若者たちから学ぶことは多く、現実を直視し、一般論より実務を、現実を表す生きた数値を大事にしながら、次世代の人々のために役立つ仕事をしたいと思う。