ここ4年間、市内の知的障害者グループホームで夜間の宿直勤務を週2~3回継続してきた。今月は休む予定だったがかわりのスタッフの態勢が整わず、とうとう6月29日夜まで仕事となってしまった。重度の知的障害がある方々で、世話人が入り日常生活を営んでいるのだ。彼らの生活を支えていく諸サービスの中で、家庭の役割を担うグループホームが組み込まれて初めて体系は成立する。こうした施設への経費分配が減らさされていることで、この事業を担う事業者が減っていく。
 圧倒的な人数の高齢者向け社会保障費への対策を急ぎ、少数の障がい者へのしわ寄せはやめて欲しい。