久しぶりの投稿となってしまいました。気持ちが停滞気味になると、早朝5時からの朝起き会には間に合わなくなるし、ブログの投稿も滞ります。原因ははっきりしていて、作成途中の研究論文が暗礁に乗り上げているからです。しかし、そう深刻ではないことははっきりしていて、報酬をいただく仕事に関しては、影響でることなく力込めて進行できます。そう考えると、お金を介在して責任ある仕事を依頼する、逆に任されることがどれほど、気持ちの励みになるかです。今回の6月議会で取り上げる老人憩の家事業は、市の委託事業とは名ばかりで、運営者に人件費を一切支払うことのない、つまり、人の働きへの評価がなされていない取り組みであることが、将来への継続性や実施者の拡大に大きな壁となっています。実態を見て、人件費は払わないという判断が適切なのか、その仕事ぶりを見てどう評価しているかを質問に組み込む予定です。
 私の質問日は 6月12日(月)13時~14時です。インターネットでの中継もありますのでご覧ください。
私の質問内容は以下の通りです。執行部に伝えてある詳細項目も記載しましたが、執行部との打ち合わせの中で変化があるかもしれません。

1.初富駅広場およびアクセス道路について
◆ 県道、都市計画道路、側道とのかかわりについて
まず、事実確認から。
➊ 県道57号線拡幅と市道11号線拡幅の双方が完成されて、初めて初富駅前広場に車両が入れる、つまり、県道拡幅、市道拡幅、駅前広場は3つ揃って初めて使えるようになるというこれまでの説明が正しいと確認してよろしいか?
➋ 平成36年高架事業完成時に側道は使用できるようになる、その側道は都市計画予定地までは車が入るが、県道までに車は通さず、県道までの一部が歩行者専用となるとの説明、これも正しいと理解してよろしいですか?
➌ 県道拡幅の実現性について、平成28年3月の説明資料では、県が事業主体となって整備し、鎌ケ谷市に作業を委託すると記載されてはいるものの、県が事業主体、つまり予算を組んで整備するのか、市が本事業発議者として直接県道整備を行うのかは、未だ決定はしていない。という説明を最近、県から受けているのだが、どちらが事実であるか?
➍ 市道部分の事業費見込み額と事業期間、県道部分の事業費見込み額と事業期間、それぞれわかっていたら説明ください。

◆ 平成36年度、高架事業完成時における駅周辺の姿は
➎ 2つの道路拡幅が済まないと広場は使えないという状況下で、36年の高架事業完成時には側道は完成され、車が入るようになるとのこと。入った車が外に出ていくには、回転広場と一時滞留場が不可欠となる。これは何処に設置するつもりなのか?

◆ 検討から省かれてきた駅西側商業地の活用について
➏ 側道側、線路より西側商業地からのアクセス道路、広場は過去検討したことがないとの説明だが、その理由は何か?
➐ けやきネットの議事録は非開示で確認できないが、報告書の記載内容から、その理由は「新たな用地買収を極力伴わない」ことが前提条件で4年間協議したためと理解できる。新たな用地買収を伴うよう前提条件が変化しているのなら、検討範囲が大きく変わるので、協議しなおしではないのか?

◆ けやきネットとの合意形成はどのように図っているのか?
➑ けやきネットとの合意形成はどのように図っているのか?


2.老人憩の家事業の現状評価と高齢者居場所づくりのあるべき姿について

◆ 現状の老人憩の家事業運営実態への評価は。
➊ 実態の経費収支が運営団体より示されたと思うが、これ見て、どのように評価されてきたのか
➋ 昨年度、別団体からは25年間使用してきている民間家屋の修繕費の支出をお願いされてきたと思うが、それができないとしてきた理由は何か?
➌ 指導者や世話人さんの人的経費の予算化を求める声を受けてきているが、それができないとしてきた理由は何か?

◆ 特に市民の自発性に基づく、市と市民の協働事業という特徴をどう評価しているか?
➍ 同様目的で設置され、委託されてきている社会福祉センターの運営経費と憩の家経費を比較すると、民間に任せて分散型で地域に細やかに設置していく方が、圧倒的にコストパフォーマンスが高いし、利用者の利便性も高いと思われるので、方針を転換されてはいかがか?

◆ 当事業目的達成および事業の持続性確保のために必要条件は
➎ 民間施設を使う場合の施設に要する費用、とりわけ修繕費、リフォーム代、さらに、その人がいないと運営できない立場の方、最低でも1名分の時間給を支払うことは、持続性確保に不可欠と思うが?

◆ 委託事業としての市民への責任を市はどのように果たしていく決意か?
➏ 利用されている市民へのサービス水準の確保は市も責務ではないのか?委託事業であるなら。

以上