唯一お客さんのいたバス停・・ここは木陰がある

唯一お客さんのいたバス停・・ここは木陰がある

ほとんどは炎天下に設置されたバス停

ほとんどは炎天下に設置されたバス停

 コミュニティバスの利便性向上が求められている。この利便性の一つに、バスを待つ環境がある。夏の日照りや雨の中など、過酷な環境から逃げ場もないバス停がほとんどだ。だいぶ前、「市民が材料集めてバス停に日よけを設置したいので、やらせてもらえないか?」と市に依頼に行ったことがある。歩道の広さ基準がどうのこうのと言うことで、話はそこで止まってしまった。
 改めて、歩道が広めの一部路線のバス停をチェックに行った。平日の午前中、バス停に人が待っていた箇所は一つのみ。車を持たない場合、行きたいところへの移動が困難になるとよく聞く。利便性が高まれば利用者は増えないはずはない。簡単に外に出られるようになることは、健康面でも経済効果でも確実に良いことに違いない。