国政選挙や市長選挙などの候補者が限定している選挙では、県内各地で市民団体による予定者を招いての公開討論会が20年以上前からよく開かれている。我が鎌ケ谷市の市長選挙では、候補者が揃っての公開討論会は、ちょうど16年前、今の清水市長誕生の際に行われたきりである。その後、継続してせず今に至っている。今回の市長選挙においても、過去同様、どうも実施はないとの情報である。
 聞くところによると、過去も今回も現職清水市長に参加の意思がないとのことで、実施団体はその市長の意向を忖度して、結局は開催をしないという判断に至ったとのことだ。候補者になろうというなら、どんな機会でも求められれば説明をするに決まっている。したくないなら、そもそも立候補をしなければよいではないか。
 このような市長の個人的感情に振り回されてコントロールされているが、筋を通すまともな大人はいないのか?これではまともな政治は望めないぞ。公開討論会すら実行できない弱体さこそが我が街の危機だと思う。