先日雪の土曜日、市議選を予定している徳野涼さん26才と市内の知人を回っている途中、紹介されて訪ねたコミュニティサロン「あおい海」。雪でお客さんがいないため、運営者の方々からゆっくり話を聞くことができた。この地域は40年以上たつ集合団地のエリアで、高齢化率が42%と極めて高い。そのために必要とされる拠点として、このサロンを設置したとのこと。昨年亡くなった元市議会議員の遺志を受ける形で、元議員が経営してきた企業の社会貢献事業としてスタートしている。
運営者の話として、企業の貢献活動として持続できるかどうかは、今後、持続可能な収支状況の確保にかかっているという。当然である。価値を生み出している民間の取り組みに、一定の公費を提供していくことで、持続性が担保できる。こうした挑戦する人たちを大事にする我が街であってほしい。
サロンには福島県浪江町の焼き物をはじめとして、被災地の物産が提供されている。熱い思いに触れることができ、26才徳野君は、「全て初めて知ることばかり」という。「あなたが当選したら、この事実を伝えて、サロン活動が拡がるための新たな制度を求めて働いてください。」と伝えることができた。