初富駅広場アクセス道路、商業地を外して、あえて住民反対の住宅地選定理由が謎のままだ。
 昨年8月頭に、初富駅広場アクセス道路の経路決定の経緯を記している過去の打合せ記録を情報公開請求してきたところ、住民が混乱するとか県や警察との信頼関係を損なうだの言い訳して、不開示を通している鎌ケ谷市。その都度、不服審査請求、反論書を提出してどこまで進められるかを見てきたが、結局7カ月かけて、第三者機関から、最終決定として不開示は妥当と言い渡された。役人の言い分のみを聞くだけで、反論者(私)の言い分は提出文書のみ。真面目に追及してみたが、時間の無駄!を確認する羽目となった。
 私が最も強く主張したのは、すでに検討が終了して、29年度から測量費が、30年度には用地取得費を予算計上している中で、信頼関係云々もあったとしてもこの土地を買わねばならない納税者や地元住民への説明責任を優先するタイミングだろうということだ。残念ながら、この説明責任の優位性については、審査に当たった第三者機関は一言も触れていない。情報公開法の狙いはまさにこの説明責任の実行にあるからだ。ちなみに千葉県も警察も「鎌ケ谷市の提案事業ですから市の判断があれば公開」との見解を示している。結局、警察を方便に使って出したくない資料を隠しているだけではないか?これでは行革などできようはずはない。わざわざ商業地を外し、低層住宅専用地域を何故いじらねばならないのか?その理由をなんとしても明らかにしたい。

この市道11号線を拡幅してアクセス道路に使うことを決めた経緯が不明