今回の私・岩波初美への厳重注意処分とその報告書議会だよりへの掲載の経緯とその内容を知りたいからと、一市民が議長に議会運営委員会議事録の公開を求めた。結果、4月15日に行われた委員会の議事録が2カ月たってもまだできていないとの報告と、更に議事録ができても開示を拒否するとの決定通知が送られてきたということで、決定通知書を見せていただいた。
開示拒否理由として書かれていることは次の通りだった。「会議内容は機関内部の情報であり、公にすると率直な意見の交換が不当に損なわれる恐れがあるから」ということだ。内部情報ならなぜ議会だよりに公表したのか?内部人間だけで留めておけばよいではないか。いったいこの屁理屈をだれが考えたか知らないが、議長は納得して公印を押したのか?私、議長を直接知るものとしては、社会経験のある立派な方が、素直に受け入れられる内容とは思えない。
私自身は、なぜ、どのような議論の結果、自身が処分されたのか今もって全く分からないのである。議員の誰が何を言い、どのようなやり取りの中でこの処分という結論を導いたかを私は知らねばならない。議事録の開示を私も求め続けているが、いまだ見せていただけない中で、情報公開請求への結論が先に出てきた。議員の皆さんは自身が公的会議で発言した内容は一言漏らさず、市民に公開されるということを知ったうえで発言しているはずである。
しかしながら公表はできない・・・公表したらかなりまずいことが話されたとしか思えない。ますます興味をそそるようになってきた。法律を遵守し一日も早く公開され、議員個人が何を話したか有権者の皆さんに公表され、有権者が議員の資質を的確に見極めるための材料として活用していただけるよう公開を求め続けていきたい。議会の情報公開はいつでも請求できるので、皆さんも活用してほしい。