知人からの紹介された介護施設「夢みずうみ村」を今年早めに見学に伺う予定です。「夢のみずうみ村の取り組みによって、要介護度が改善する実績を長年重ねてきました。夢のみずうみ村の方式を学びに、多くの施設関係者、新規事業展開設希望者が、研修、見学に来られ、それぞれの現場に導入され、応用されております。」と説明がされていますように、山口県出身の代表者・藤原茂氏が自身の思いを形にした福祉施設が全国に拡がりつつあります。夢のみずうみ村ご案内 http://www.yumenomizuumi.com

夢みずうみ村の資料を読んでいるうちに、別な知人から数年前に紹介していただいたミニ・ミュンヘンという子どもだけの仮想都市の話を急に思い起こしました。ミニ・ミュンヘン研究会 http://mi-mue.com/

ミニ・ミュンヘンは7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」です。8月の夏休み期間3週間だけ誕生する仮設都市で、ドイツのミュンヘン市ですでに30年以上の歴史があります。日本でもミニ・ミュンヘンを倣って、子供の遊び都市が実践されていますが、1~4日程度であり、もっと長い期間開催できることを願っていると研究会の方々はおっしゃいます。

2つの取り組みに共通しているのは、「働くこと、遊ぶこと、学ぶこと」を軸にプログラムが提供されていることです。いずれも使用する通貨が発行され、その通貨(ユーメ、ミニュ)を稼ぎ使用して自分の欲しいものを手に入れます。

2つの取り組みを知れば知るほど、とにかく魅力的でワクワク感が止まらない状態になってしまいます。子どもから高齢者に至るまで、自己選択自己決定がいかに価値あるものかを証明していただいています。みずうみ村代表の藤原さんが、68歳で国内外を駆け回っていることに更に励まされてしまいます。2つの取り組みを是非、地元鎌ケ谷市で実現させたいと強く思う年頭です。

子どもだけの仮想都市。トラブルを解決するのも子どもだけで。

子どもだけの仮想都市。トラブルを解決するのも子どもだけで。