歴史のガイドをいただきながらの散歩イベントに、昨日参加しました。集合は本八幡駅、木下街道を歩いて馬込沢駅まで、道のり10キロ超、あちこち寄り道しながら3時間半かかりました。朝は寒かったですが歩いていくうちにポカポカしてきます。
中でも写真撮り忘れましたが、中山法華経寺内の池を改修し、鯉と亀の専用スペースが設けいられていることが目にとまりました。鯉や亀をどうもこの池に放流する方がいるようで、お寺が御苦労されていることを物語っています。鯉や亀は池の中の生態系を食べつくしたり、糞からのアンモニア被害で他の生物との共存を許さない困った生物なのです。寺は、専用スペースを設置しこの中に放流してもらえれば、他に被害を与えず、池から取り除くことも可能となるのです。
今回の歴史散歩で、明治初期、木下街道を使い物資を江戸に運ぶため、人車鉄道という手押しで坂道を登るという鉄道が9年間だけ運行していたことを初めて知りました。ネットで見てみたら昔の鉄道写真も掲載されていたので紹介します。あと、中山法華経寺のお堂の造りが日本に2つ(岡山と中山)しかないという屋根がツインとなっている比翼入母屋造というそうです。知らないことばかりです。

人車鉄道のイラスト 坂道では人や馬が押したりひっぱたりしたという。

人車鉄道のイラスト 坂道では人や馬が押したりひっぱたりしたという。

人車鉄道の当時の写真

人車鉄道の当時の写真

中山法華経寺の比翼入母屋造

中山法華経寺の比翼入母屋造