18歳からのヒアリング、いろいろありすぎてという。3時間で聞き取れたのは児相に連れていかれた時と、施設から脱出できた時のこと中心。一時保護所の中や施設の中での出来事は、書いてあったので、メールで送ってもらうこととした。

親子が面会もごくわずかで3~4年間を過ごしたわけだ。職員からは「親が家を用意していないから帰れない」と常に言われ続けてきたという。会いにも来てくれない親をだんだんに怨むような気持になり、施設で面会ができるようになってもわだかまりは解けなかったという。「引っ越し先を早くから伝えていたのにね」と母は言う。

家に戻ることができ、「家があるじゃないか」と思ったという。そして、施設の中では思考が停止し、まともな気持ちではいられなかったんだと、自宅に戻ってしみじみと分かったという。子の人格をゆがめる収容施設を、国民の血税で運営されていることがくやしい。

面会も許さない親子分離で、子は親を怨むように仕向けられていく。「洗脳」とはこのことか。国連勧告を待っているよ~