昨日の鎌ケ谷市議会6月定例会委員会において、北中沢、東中沢の住民たちから提出された、市川西船方面へのバス路線の導入を求める陳情が審議され可決された。可決は当たり前とはいえ感激した。この可決により新たな課題に大きな一歩を踏み出すこととなったからだ。審議に先立ち説明された担当職員からの現状報告においても、是非可決をすべきテーマであるというメッセージが力強く伝わり、議員からも是非進めて欲しいとの強い意志が表明され、この課題実現に向けて動き出すことになった。よかった、よかった。

つくづく思うが、政治の決断というのはこうした新しい分野を切り開くことに尽きると思う。職員の役割は決められた路線の踏襲が主だが、新しい路線への切り替えは政治家の仕事である。まさに、今回の可決は、主権者である住民の発意を政治家である議員が意志として表明し、形にするのは職員の仕事という当たり前の流れがきれいにみえてきた。