今回の選挙に至る市議会議員時代の3年間で、少なくとも、高架下保育園の設置環境問題、屋台村の無策状態、弓道ア――チェリー場がプールを押しのけて優先事業となったことなど、公費の使い方について、市民合意のないやりたい放題が横行しているのではないか・・との情報発信を精いっぱいしてきました。かろうじて一部市民に伝わるにいたり、その市長判断への批判が動き出した面はあると思います。しかし、議員一人の力でできるか細い発信力と、毎月2回発行の市広報での情報力は圧倒的に差が大きく、市の財政は健全である、劇的改善されたとの現実と反するような『情報提供』が市民に行き届いてきたことも事実です。
しかし、一時的に市民をごまかすことできても、実態のない空論からは袖を振っても価値は生まれてきません。空論を振りかざすエネルギーを実態をつくるエネルギーの変えていくべきです。貯金額だけを市民に知らせて、借金額を伝えない手法は、財政破たんした夕張市と同様です。市民の皆さん、気をつけましょう。
高齢化社会を乗り切る仕組みは、他市の事例をまねてもできませんし、まして一朝一夕にはできませんよ。現実をしっかり市民に伝えて、仕組み作りへの協力を求めていくときです。市民はお客様ではありません。