皆さんには信じ難いことと思うが事実は事実だ。3月2日夕刻、保育園から3歳の女児が、児童相談所の職員により一時保護された。表向きの理由は、ほっぺたに傷跡があったからという。保育園とはあらかじめ話が通じていて、「どうぞ」と園児を差し出したもようだ。
ほっぺの傷は数日前に姉弟ケンカで、1歳の弟が3歳姉のほっぺにかみついた小さな歯型の跡、ただそれだけの話。父親は当時の写真を撮っており、その説明をするも、調査があると言って娘は帰ってこない。
「いったい自分は何を疑われていて、保育園から阻害されたり、子供を保護されたりするのか、その疑いの理由を説明してほしい。」父親はこの要請を繰り返し行ってきているが、児相は「説明はできない」の繰り返しで、結局、何の説明もないまま、昨日、3月18日、女児の保護は解除され、家族の下に戻った。この間、父母とののらりくらりの児童相談所面談が行われ、事実は今もって闇の中。これが急増する児童虐待報道の一幕。
1月18日、厚労省の委員会で千葉県の行政責任者に対して、委員から疑問が投げられた。
「定員超過のために施設を増設する、子供を収容する場所だけをどんどん増やしているなという印象を受ける。一時保護の必要性とかアセスメントという部分と、本当に入所が必要なのかというこれまでこの検討会でも議論されてきたところだと思いますが、千葉県ではどのように考えておられるのか?」