ジュネーブと日本では時差が7時間あるので、朝7時までに意見をよこせと言われても、日本時間で何時までかが大混乱。笑ってしまうほどのドタバタ劇。夜中に電話されても起きない私は、たいして役に立てない。

とはいえ架け橋チームは大したものである。とにかく間に合えばとメールで意見を送ると、何とか組み込んでいただき、街のどこかでプリントアウトして、審議会の委員に反論書として、会議前に提出するという。ただただびっくり。涙が出そう。

国連の仕組みとしては、市民・NGO側から意見をヒアリングした後、政府機関、日本の厚労省から、それへの意見を聞いて、最終審判する流れという。我々の意見書は、この厚労省の意見を聞いて、それへの反論を緊急に作成し、街中のショップでプリントアウトして、「嘘言うんじゃないぞ、適正にやってんならこんなところにまで訴えに来ません」の思いを審査委員に説明するという綱渡り戦術になる。

この綱渡り的ワクワク感を現地で体験できなかったが、日本残留組としても十分に味わっている。現地に行っているメンバーがうらやましい~