4月14日(木)夜9時26分、震度7の地震が熊本で発生との携帯情報を隣にいた夫が声にした。震度7って何?東日本大地震と同じじゃん!10日たった現在もまだまだ収まる様子はない。甚大な被害の様子をテレビで拝見するだけで何もできない自分である。せめて、この地震を我がことと受けて、自分の住む自治体の体制はどうなのか?その充足に寄与する任務しかないのである。

翌4月15日(金)、地震の翌日、わが市の防災担当の責任者に同じことが起きたらどういう対策をとるのか?と尋ねてみた。内容は省略し感想を述べると、まだ、架空の話の域にいる感じである。災害対策本部を設置する手順だけは決まっているようだが、夜9時過ぎに寸断された道路と動かぬ鉄道の中で、全職員を集めることはそもそも不可能であり、この全員を対象とした本部設置構想は実現できない。

その後、被害状況の確認に対応するというが、市内を区分しているわけでもなく、建物の被害は担当課が、農業の被害はその担当課が確認するという程度が決まっているとのことだが、実際、この体制で被害状況が一気に集められるとも思えない。

熊本よりはるかに密度の高い地域で、避難所の数も空き地の面積も人口割から見るとずっと少ないであろう。ならば、避難所に集う必要のある方を選ばねばならない。多くは自宅で過ごすのであるから、その自宅を訪ねる担当者、避難所に行く必要のある方に個別声をかける担当者・・・全て住民の相互助け合いで、しっかり誰が誰に対して声かけし、結果を誰に報告するのか決めておけばよい。

具体的に誰が何をするのか・・もっと分厚い行動マニュアルを作るとよい。要するに「私が何をするのか」がわかるものをだ。私は市議会議員として、比較的多くの時間を地元で過ごしている。勤め人では持てない役割を担うことができる。しかし、居ないこともある。だから2人セットで任務を与えるとよい。どちらかが行うこと。どちらも不在の時には、その隣のチームが補うように決めておくのだ。隣どおし声を掛け合って被害者ゼロの地域もあった。

避難所では避難者同士が助け合う任務を用意するのだ。避難所運営の手法は、長期間避難を経験した東北各地ですでに積み上げた手法がある。必要な物資の配布方法も誰が何をするのか決めておけばよい。災害時はとにかく「一人一役」を準備しておくこと。準備したことしか実行できないからだ。