選挙がある時、久しぶりに訪問する家庭がある。今回の鎌ケ谷市長選挙は、準備期間が短かったため、一部しか訪問できなかったが、その中で最近の変化を知ることとなった。
以前応援いただいていた方が亡くなられているケースがある。夫が亡くなったという妻2人が、同じことを話してくれた。最期の2~3週間、病院から自宅に戻してもらい、訪問看護師や医師、ケアマネージャーさん、介護のスタッフさん・・在宅での看取りを支える体制がかなり充足されているという。最期のひとときを、ゆっくり夫婦で過ごせる、本当に満足いく看取りができたという。
自宅で最期を迎えられる、そのためには多様な社会資源が必要。その資源が整う社会になっていることに感動した。確実に落ち着いた成熟国家への道を歩んでいることは確かだ。
写真は、亡くなられたご本人から以前頂いた遺作。孫たちに残したいと書いた自身の生きてきた記録「祖父の時代」。