2月に入ってからの遅めの新年会があり参加した。主催団体は市内の身体障がい者の方々で構成している福祉団体である。構成員のほとんどが高齢者であり、病気ケガ等によって障がいを負うこととなった方も多い様子だった。

今回は私が以前から訴えている案件【選挙投票所への移動サービス確保】に賛同が得られるか否かを確認する目的で、何名かの方に尋ねてみた。予測していた通り、皆さんが「投票に行く」という行動にすら、大変苦慮されていることがわかった。障害者差別撤廃という考え方の中に、「当然できうる合理的配慮を行わないことは差別である」という表現がなされている。今日の市長らのごあいさつの中にもたびたび登場したフレーズである。ならば実行していかねばなるまい。投票所に行きたくても行くことが難しい市民に対しての「移動サービス」をまずは、市役所職員が役所の車を使って行うことである。できうる合理的配慮そのものではないか。特別な予算を組む必要もなく、すぐできる差別撤廃行動である。

ドイツ製の車いすが以下の動作しやすく工夫がなされている、解説をいただいた。日本でもできるだろうにと思うが。

ドイツ製の車いすが如何に動作しやすく工夫がなされているか解説をいただいた。日本でもできるだろうにと思うが。