今年1月24日、野田市女児が虐待で亡くなった2年後命日に、児相と親子の架け橋千葉の会は発足した。4カ月で全国からの50件近い相談に、当事者であるメンバーが日々対応している。今現在、不当な対応を訴える先が制度としては設置されていない。何の権限もない中ではあるが、第三者機関として、家族を伴走して支え、時には首長や児相所長への要望を出すなど機能を果たしている。
相談を寄せてくれた方が、今度は応援する側に回って、自身の身に起きた経験を発信してくれる。親だけでなく、子ども自身の声も世に出してくれる。外の目が届かない児童相談所という、絶対的権力機関の闇を照らす幾筋もの光となってきている。
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