久しぶりの投稿となる。いろいろと詰まった日々だったため、投稿するゆとりがなかったという感じ。
私が世話人を務める児相と親子の架け橋千葉の会は、質的にかなりステップアップしてきた。その一つとして、昨日初めて、親のための子育てトレーニング企画を希望者むけに実施してみた。

とりわけ、発達特性のあるお子さんの場合、親自身の経験知をもっての関わり方ではつまずくケースが多い。偏食で食が細い我が子に、「ご飯が食べられないアフリカの子と取り替えるよ」とユニセフ等が発行する広告を見せて、ご飯を食べるように促したその一言に反応した子は、「アフリカ人と取り替えられるから家には帰りたくない」と学校で述べたという。子どもが帰宅を拒否しているという事実をもって、それ以降この母子は切り離されて3年以上、今も子供は施設で暮らしており、母子面会は1回だけ許されたという。
はっきり言って、こんなことでその家族を壊してしまっているが我が国はこんなことで何をしたいのか?

親が子の特性を知り関わり方を学ぶ、ベアレントトレーニングの機会が全く与えられてきていないことにも驚いている。だから、お子さんが児童相談所に保護中、もしくは施設入所中の親向けに現場で働く専門家を講師に、実際のトレーニングの機会を用意した。1回目は昨日実施、会場に7名、リモートで4名が参加した。