今回国連に出向いて、日本政府への勧告を求めている母親2名も一昨日、私の事務所でヒアリングさせていた高校生一家もそう、皆、不仲な身内からの通報によって、子どもは児童相談所へ、家族は徹底して解体させられている。不仲な身内の通報の真偽を確認する行為が全くなされていないことが分かった。高校生一家には一度の家庭訪問もなかったという。

高校生は障害児者施設に送られて、4年間の月日を経て、高校受験をして転校を申し出て、ようやく施設から脱出できたという。「思い通りにはさせないからな」と施設長の圧力を跳ねのけてようやく家族の元に戻れたという。「施設の中では思考ができない自分になる」と本人の弁。施設にいた時の友達と会えれば、もっと多くの被害者らの声を私に聞いてほしいという。

拉致は北朝鮮の話ではない。