「社会保障と税の一体改革」論文

「社会保障と税の一体改革」論文

わずか33ページの論文だが、たくさんの資料があって、ジニ係数とか出てくると、その説明や計算方法を確認しながら読み進めるため、つらく苦しい2日間だったが、読み終えて一仕事終えた。でもこれは一つの情報収集にしかならず、とにかく、これまでの文献を読む読む読む・・作業が続く。

持続可能な社会保障制度への合意を図り、経過措置を加えながらも実行しない限り社会持続は不可能となっていることは誰もがわかっている。先進諸国が直面しているのが高齢化である。中でも高齢化率トップを走るに日本でこそ、制度設計の組換えと実行が必要だ。間もなく導入されるマイナンバー制度は、個人の所得を確実に把握し、公正な所得の再分配には欠かせない。

我々が関わる地方政治は、制度の設計に直接かかわることは少ない。出来上がった制度の下で、最も費用対効果の高い手法を選択することが役割となる。費用対効果を比較し、最も適した選択を行うために使える評価モノサシが作れないかと、今、勉強しながらその研究をしている最中なのだ。

しかし、年をとるということはだんだん集中力が続かなくなる。そして辺りが暗くなると飲みたくなってしまう。今日はおしまい!