北千葉道路地下化で街づくりの会が主催して、北千葉道路の地権者であるマンション住民向けに、どのような道路ができる予定かを説明する場を設けた。4月30日。
マンションの敷地のかなりの部分が道路用地として提供することを求められる重要な位置にある。隣接には、新京成電鉄の車両基地もあり、この基地はど真ん中を道路が横切る。車両基地だけは高速道路が地下をくぐり、一般道路が高架構造で基地の上を越える計画となっているが、そんな道路が果たして造れるのか?車両基地は24時間365日、閉鎖させることはできないし、当然,橋桁の基礎など埋める場所はない。
マンション住民さえ、どのような道路が目の前にできるのかを知らない。目の前が土壁となり、24時間365日上がったり下がったりの高速道路、一般道路が交差する、そういう場所になる。何も知らせないでことを進めているが、そんなことで住民は後の祭りを見ることとなる。この住民の不利益を最小限に抑え込むのが市の仕事だ。
「皆さんお気の毒ですね、公共工事に犠牲はつきものです。」とわが市の市長は市民運動のリーダーに言い放ったそうだ。その言葉に「背筋がゾッとした」とリーダーは感想を述べていた。