このせわしい最中ではありますが、知人である福島県の元小学校長先生がアメリカでの出張授業を終えて帰国したばかりとのことで、報告兼ねた私の激励会をしていただきました。23日月曜日です。
その中で、アメリカではすでに市民運動によって原子力発電所が運転を止めていること、原子力発電所の運営が困難なのは経済的理由からです。それが世界のすう勢なのです。国内にいるだけでは分からないものですね。
また、元校長先生の話は現地の新聞には詳細に載りましたが、日本の地方紙福島民友には、一部しか書かれないこと、これが日本の現実であるとも報告されました。私が関わっている福島の子どもたちの保養事業、移動教室という仕組みを強く訴えている元校長先生の言葉を現地新聞では紹介するも、日本の新聞では「子どもたちは人の役に立ちたいと思っている~大人を心配しながら精一杯生きている」というような部分が記事となっていたり。
我が鎌ケ谷市と同じです。現実を見ず都合のよい方便を唱えるだけでは何一つ解決できません。

現地と日本の新聞記事

現地と日本の新聞記事