知人から問いかけをいただいた。千葉県教師採用試験に応募者が減り教師の質が低下しているのでは?と。令和7年度の予算員会では次の質問をした。千葉県の採用選考が実態に合っていないと考え、選考方法に要望を申し上げた。

「教員の持続的確保について

教員の持続的確保として、非正規教員である講師の採用選考の在り方について焦点を絞り伺います。講師とは毎日教壇に立って教師として働いている先生を言います。
今年度の採用試験の結果では、講師として働いている教員が本採用の試験を受けて合格した割合は47%であり、新規採用含めた全体の合格率45%とほぼ同様の結果です。何故毎日働いている先生の半分が合格しないのか?なにか採用選考の方法に問題があるのではないかと考えます。
採用試験に挑んでくれる講師の数が3年前と比べ30%も減少していることは講師の魅力が減少していることの結果です。来年度からの講師の待遇改善が功を奏することを期待します。

(1)講師等の講師特例選考の合格率が低い理由をどう考えているか?

(2)東京都のように二次試験から模擬授業(※その場で教科を指定され準備できず負担が大)を廃止し、小論文の科目を課すことで、より適切な人材確保が図れると思うがどうか。

要望します。
人材争奪の都県競争をしている中で、このままで良いなどとなぜ強硬に言い張るのか意味不明です。
講師特例選考とは、学科試験が免除されるため、働きながら正規採用の教師を目指す人には魅力的な登竜門となります。こうした意欲ある教師が周囲の都県に散逸してしまわぬよう、人材の総合力を図ることのできる小論文の選考を二次試験に組み込むことを強く提言します。」