『貯金36億円が3カ月後に16億円』から見える行政のルール順守。

市長が12年間の成果だと常にアッピールする「貯金が増えた」ですが、先日説明したように、年度末に貯金は36億円となっていますが、翌日から始まる年度初めには20億円取り崩して3カ月後の6月現在には、16億円に減っていると説明しました。
これでは基金ではなく「つなぎ資金」という性質のものです。私の理解では、借金をして年度末に一定見栄えの良い貯金額を残す。これによって、計算上将来負担率とやらの比率が小さくなるからです。しかし、この貯金はあくまで見せ金であり、実際に事業の中からねん出したものではなく、翌年必要な資金をその前年に借金し、一旦基金に積むというからくりです。
要するに、そのようなことをして市民や議員の目をごまかさねばならないほど、事態は深刻であるということです。ごまかして改善できるわけではなく、むしろ、事実を見せないことで現状への認識が弱まり、船はゆっくりと沈みかけているのに、乗っているメンバーらは、正常と思って航海を楽しんでいる感じです。船底に空いている穴から浸水が始まっているわけですから、楽しんでいる場合ではなく、穴をふさいで船の沈没を回避せねばなりません。その決め手は、私が考える一人一役運動です。また、後で説明しますね。
一方で16億円の基金を残している点に、私は行政職員の職業魂を感じます。そういえば、今回をこれを言いたくてこのテーマを選んだのです。鎌ケ谷市ルールでは、最低17億円の貯金をする、これはいざという時の危機管理上も必要です。行政職員はこのルールを順守しているのです。いくら、見せ金を積んでも確実に必要な貯金は崩さないという強い意志を感じます。