今日も一日@事務所。午後から雨音が聞こえ、気温も下がっているよう。暖房が心地よい。
先日、ひとりの若い父親から問い合わせというか、訴えがあった。今日はその関係で、方々に電話、メールで聞き込みをした。

内容は、企業主導型保育に関するものだ。企業が社員向けに保育所を開設する際、その定員の一定割合を地域枠として、地元の市民に開放することで、公的資金を受けて設置運営ができるというものらしい。内閣府が制度をつくり普及させているが、保育全体の中では「認可外保育」に位置づけられている。
2歳以下の子供たちのための保育園定員が厳しい中、相談の父親は、市からの情報提供により、この企業主導保育園の地域枠にお子さんを預けているという。3歳以上になると保育園は市が認可している園庭のある保育所に移ることとなるが、その際、市が認可している保育所利用者に比べ、地域枠利用者は審査の際の調整ポイントで不利益を被る決まりになっている。認可が優先し、認可外は3歳以上保育の審査の当たって、ポイントが低いのだ。

1ポイントで争う保育所入所の可否。入所できなかったら、仕事を続けることができない。しかし、市に確実な入所を保障する義務はないらしい。冷たい。一体どういう合理的理由で、市民に差別が生じるのか?このルールは鎌ケ谷市が決めていることなので、平等に扱っていただくためには市にそのルールを変更頂かねばならない。その交渉に向けて、市、千葉県、内閣府、厚労省、企業型保育所設置を推進している財団法人等に聞きこむ。想像通りの情報を得る。とにかく、市町村が最も強い権限を持つことを再確認。

明日はこの件で市に要望しに行く。