実際目で見ると、海全体がどろっとした赤銅色に見えます。いったいこれは何?というようなざわざわした気持ちになり、東京湾の赤潮の圧倒的な自然の力を感じるのです。
この赤銅色の原因はプランクトンの大量発生だそうで、赤潮と呼ばれます。南風が吹いて、日照時間が増え水温が上がると起こると記載されています。
水を調べるとこの赤潮はどうも表面に漂っているようで、1m、2mと水深で調べると明らかに水質が違います。所々でマーブル状に混ざっているようで、2m下でも赤潮と同じ水質らしい場所もあります。
赤潮は調べる限り、酸素をたくさん含んでいて、大量の小魚が群れになってその中を泳いでるのが見られます。酸素が欠乏して青く見える青潮は、生き物を死に至らしめますが、赤潮にはそのような危機感は感じられません。