28条審判と呼ばれる、家庭裁判所に対して、児童相談所長が、子どもの施設入所等の判断を求める手続きがある。虐待を認めない親で施設入所を拒否する親に対して、申立てが行われる。この申立て書を読んでいると辛さがこみ上げる。ここまで、親を貶めなくてもよいのにと思う。児童相談所職員という公務員と公費で働く弁護士が作成し提出されるものである。

千葉県に引っ越して10日目に子供2人を保護された母親。子の一人は言語が遅いとのことで、市職員を通じて通所の療育施設に通うための施設訪問を明日に控えてのことだった。「千葉県に来て以降、母親は療育施設に通わせることはせず、保育園にすら通わせていなかった」と母親は子育てを放棄したネグレクト状態だったとこの母親に養育させることは子どもの不利益になるから施設に送るべきと、裁判官に訴えている。母親は先日も以前住んでいた場所にある眼科から、子どもの斜視治療のために通っていた診断書を取り寄せて、自分は子育てを放棄してきた親では無い証明を集めている。

千葉県が組織を上げて躍起になって、母子家庭から子と親を切り離そうと裁判官に対して事実を捻じ曲げて印象操作している。もはや公共機関のやることではない。司法から断罪されねばならない。