平成26年、弓道アーチェリー場ができた直後に、その至近距離に中沢多目的グラウンドが開設された。そのような事実も知らずにいたのだが、狭くて日陰もなくて使えないと嘆く市民から初めてその存在を知ることとなった。団体で申し込んでカギを貰って使用するという施設とのこと。今日は平日の午前中だからか、ひっそりして使用者はいない。
弓道アーチェリー場が建設される際に、その場所を駐車場として使っていた、グラウンドゴルフ愛好者らが、車を止める場所がなくなるとグラウンドゴルフができなくなるということで、市に建設を止めてくれという要望書を提出しに行った事実がある。その際に、近くに駐車場を確保するのでという説明を受けて、その要望書は引き上げてきたという事実があった。その駐車場を確保したものとばかり思っていたら、そうではなくて、別途のグラウンドになっていたのである。
結局、誰が何のために求めてきたグラウンドなのか?その活用狙いが分からない施設になってしまっているようだ。「無駄な施設」の印象はぬぐえない。弓道アーチェリー場建設の後に、ドッグランのできる広場を確保してほしいという陳情が議会に提出されたことがあった。その陳情は議会を通過しなかったが、このように多くの住民が求める事柄に予算を使えばよいのにとため息が出る。建設費、維持費は税金であることを忘れていないか!