昨日日曜日は、羽田空港の着陸ルート変更による、騒音等への可能性のある地域での説明展示会があったので、市川市の会場に出向いた。
こういう会場にわざわざ足を運ぶ方は、心配やご意見を持たれている場合がほとんどということで、国土交通省の職員が多数待機していた。実際には参加者は少ない印象だった。
羽田空港の離発着便数は現在合計1日1,200便とのこと。一時間当たり最多で80便が限界とのこと。着陸40便として2滑走路あるので、一滑走路当り20便、1便当たり3分の所要時間となる。最大、3分ごとに飛行機が着陸している計算だ。しかも、滑走路が離着陸用に井桁状に4つあるため、離陸便を待って着陸を誘導するなど、大変な過密で良くコントロールできていると思うが大変なストレスになるだろう。
更にこれを一日90便に増やすために、これまで使ってこなかった経路である、東京都内上空を通すことで、離陸便を待たずに着陸ができるなどストレスが減るので、この改革を実施することになった。常に千葉市付近上空を飛ぶ飛行機が、回数の最も多い午後3時間は、東京上級を飛ぶことになり、騒音の分散を図ることになる。以上が概要だ。
滑走路の使い方を変えることで、便数を増やす。こういう気持ちで点検すれば、世の中できることはいくらでもありそうだ。