豪雨被害が全国各地で発生している。新型ウィルスも豪雨も気候変動による地球環境変化によるものと言われている。今後も様々な場面で、かつて経験のない事柄が発生することは止められないのだろう。対処療法と同時に根本対策こそ急務であろう。

それに関することとなるが、幹線道路新設等大型事業の際に、環境アセスメントという調査手続きが組み込まれている。大気、騒音、振動、低周波音、水文(すいもん)環境、地盤、日照阻害、動物、植物、生態系、景観、人と自然ふれあい環境、廃棄物。という14項目。しかし、この中に「SDGs」(持続可能な開発目標)の視点での総合評価が明確にあるようには見えない。

昨日は、我が鎌ケ谷市を通過するを元鎌ケ谷市都市計画審議委員から説明いただいた。国が作った計画案に対し、大きな方針変更は意見としては出せないという、市職員の強い主張により蓋されてしまい、「意見は無し」と報告されてきた指摘箇所である。
一つずつの工事、行動に際して「SDGs」(持続可能な開発目標)の視点を優先して判断する覚悟を市職員には持ってほしい。せっかくの重大な指摘が、事業設計に生かせないことは背任行為に止まらず、環境負荷を加速させるからだ。

今から打てるあらゆる手立てを行動して、どこまでできるかストップウォッチが押された。