何家族かの親と児相の面談に定期的に参加している。皆さん、3年以上の長期分離。「あの時、こうした理由は何ですか?」的な児相用語で『ふりかえり』を何年も前の出来事を延々と話題にさせられる。見ている方が気分が悪くなる程。子どもとの分離が長期になると、子どもは親を疑うようになる(自分は親に捨てられたのか)ので家族再統合がだんだん難しくなる。
児相職員かの口から出る言葉は、いずれも決まって、子どもが会いたくないと言っています、子どもは傷ついています、子どもは怖がっています…を毎回の面談で繰り返すのみ。しかし、戻ってきた別な子どもたちから説明をきくと、毎日、親と会いたい、早く帰りたいと訴え続けてきた、と多くの子がいう。これが実態だ。
確かに一時保護されるきっかけになった、何らかの『不適切な関わり』が原因となっていることは存在していたと思う。職員にはお願いする、「上手くできなかったことがあったから保護になったわけで、だったら、改善できるように皆さんが指導して、一日も早く戻れる環境をつくってあげるように取り組むのが児相職員の仕事ではないですか。」と。
先般、東京高等裁判所から示されたある施設入所延長審判結果には、「親の関わり方が悪いからとして保護して数年たっている。これまでの支援はその対策を親に求めているだけで、それで改善できていないわけだから、支援方法を変える必要がある。積極に対応策を示して実行してもらうこと」と当たり前のことが指摘されている。児相職員は分離をするだけですか?改善策を提供できるためにはスキルアップが何より必要。その経験を積んで体得して欲しい。今のままでは被害者しか生まない。


