平成26年2月、長野県飯田市の担当職員とおひさま進歩エネルギー㈱の代表を鎌ケ谷に招いて、セミナーを実施しました。鎌ケ谷市はご存知のように企業が少なく、よって、税収が小さく、必要財源の25%を国からの交付税で賄うという、この周辺では最も国への依存が大きな自治体です。自力で税収を増やしていく覚悟が乏しすぎるのです。足りなければ国から頂く・・このような依存心は通用しなくなるでしょう。事業創出こそ鎌ケ谷市自立の基本です。
 飯田市は事業所・個人でのエネルギー自給を産業政策として展開している先進自治体です。その基本理念や制度づくりと事業展開を学ぶことができました。省エネルギー、創エネルギー産業を創出し、千葉県北西部200万人地域をエリアで展開し、原発不要の国土を創っていくのです。
 大飯原発の再稼働を差し止めた福井地裁の判決文では「豊かな国土と生活が取り戻せなくなることが国富の喪失である。環境問題からの運転継続は甚だ筋違いである。」と。
 私は、福島の子ども達保養事業を毎年実施してきました。鎌ケ谷市内の御家庭にもホームスティをお願いしました。福島からの引率者と共に、写真はH24年夏休み。船橋駅前での保養事業の活動報告。福島では未だ、家族がバラバラで暮らしています。原発を抱える未来に希望は見えません。
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