今から65年前1950年には、10人の働き手で一人の高齢者を支えていましたが、現在は2.4人で一人を、今後35年後の2050年には1.2人で一人を支えるという全国見込みです。国勢調査によると、鎌ケ谷市では約半数が働き、残り半数の生活も支えているのです。財政が立ち行かなくなるのも当たり前の現実です。
『一人一役運動』を呼びかけます。無償であれ有償であれ、他者のために働き合うことで、サービスが増え所得が増加します。例えば、自宅前の道路排水口にたまる落ち葉を雨の時取り除くだけで、道路冠水が解消されます。
毎年数日間ではありますが、20歳前後の学生に向けて、迎える人口減少時代への向かい合い方を一緒に考えていただいています。若者が希望を抱けるようにと私の役割。彼らが担う未来にツケを送らない覚悟が必要です。(千葉工業大学にて)