役所と関わって、腹立たしいことのひとつが、成果が無いのに人を呼びつけること。
2月議会での私の質問で、介護施設内のコロナ陽性者向けに、介護が受けられる療養施設を用意しておき、感染が分かった場合、10日間ほどそこで過ごして元の施設に戻るようにできないか?と質問した。ろくな返答はなかったが、その後具体的に現場でこの問題と直面している、施設の運営者と県の高齢者福祉担当者の話し合いの場を持ってもらった。
話を伺いましょうというから、当然、何か進展を期待して現場から県庁に出向くわけだ、結局、土産話一つない、単にできないことを伝えるつもりなら、わざわざ人を呼びつけないで欲しい。できない理由はただ一つ。「働く人が確保できないから」とのこと。それこそ、それを求めている介護業界に協力要請すればよい。予算は十分用意されているはずだ。
知事が変わったので仕切り直しましょう、と今日はコロナと闘う介護施設運営者と励まし合ったところだ。