長年の地元の要求であった、北総鉄道運賃が、一年後来秋には値下げの見通しとなった。大きな前進である。6月、知事が表明した他社路線並みへの値下げは、残念ながら明言されていない。実際、値下げ幅が利用の加速化に影響する。
そもそも今回の値下げは、累積赤字が解消できるこのタイミングで鉄道経営に支障のない範囲で・・という前提がつく。鉄道会社側リードの値下げへの努力となった。よって、値下げ幅についても、県側は発言をしている様子が見られない。同時に、これが値下げの最終形ではないとの認識を持っている。
28日の私の一般質問では、値下げを鉄道会社の努力のみに任せておいて、効果ある値下げにはならないので、第二弾は、県としての努力、乗降客増加を確実なものにする、北総地域の土地活用を県の方針に組み込んでいくべきとの視点で、更なる、本来の値下げに向けての質問をする。