今日は29日、会社玄関への正月飾りも見受けられず、厳しい年の瀬を感じる。これは今年ばかりではない。
私の周囲は年末年始もない状況の家族(意に沿わないまま、子どもが保護所、施設に送られてしまった家族、保護所から子どもがようやく解除され、家族の下で年越しができる家族)との接触の機会を毎日作っている。先日も本日も、2ヶ月に及ぶ保護所での経験を直接当事者から話して頂いている。
証言の一つずつを小さなパズルのように集めて、その姿を浮き上がらせる、なぜ、このような不必要な親子分離が長期間繰り返されているのか、根本原因を探り出すためだ。
「早くお母さんと会いたい、いつ、出してもらえるのだろう」「親と面会できたら、外に出してもらえるときいて、面会を待ち望んだ」と、子ども同士で常に話していたという。