明日、児相と親子の架け橋千葉の会主催の定例当事者交流会があるので、午後から資料作成作業をします。
午前中は、あるお子さんを施設入所させようという千葉県側の申し立てに対して、それを却下いただくよう裁判所に提出する公認心理師さんの意見書を読んだ。一つの家族の歩む道に大きく影響する千葉県の行為が、どれだけ、稚拙で非科学的なもので、親子を傷つけるものかを論じている内容であった。
「親権者母が長男の養育に不安を訴えたのであれば、その不安を解消すべく対応することこそ求められていたのであり、親権者母が養育の限界を訴えたとしても、それをもってネグレクトと断じるような判断・対応はもってのほかというべきであり、仮にそれが正しいとされる場合には、社会的に広がる虐待を予防することは不可能といえます。保護者は養育支援機関に対し率直に不安を訴え、支援機関は不安を訴える保護者支援を行うことが原則であり、申立人(千葉県)の判断・対応は誤りです。」35ページに及ぶ意見書のほんの一部である。
千葉県知事はじめ、児童相談所関係者に読んでいただき、県民に害を与えている現状から早急に目を覚まして、本来のすべき役割に気づき、舵を切って欲しい。