H27.7月下旬、東京ビッグサイトにて下水道展が開催された。1,000世帯~1500世帯を一括りとした地域分散型の下水道を実際に導入している福島県会津坂下町が展示ブースを出していた。説明の対応をしていただいたのは、この下水道の開発者である木村さんだ。工事費が巨大な流域下水道・・鎌ケ谷市では3つの遠くの処理場まで汚水を流している。手賀沼処理場(利根川沿い印西市)、花見川処理場(東京湾千葉市花見川区)、江戸川左岸処理場(東京湾沿い市川市)。こうした広域巨大処理システムに対して、1,000~1,500世帯ごとに下水処理し、処理施設は川に近い公園の下に設ける坂下町方式は、建設費が現行方式の2割程度で建設でき、当然、早くて維持コストも小さいのが何としても魅力的である。

高度経済成長時代は政府が見向きもしなかったという、土壌浄化方式(坂下方式)は、今や日本を救う最先端方式として注目されている。

土壌浄化法説明ブースにて開発者の木村さんと

土壌浄化法説明ブースにて開発者の木村さんと

土壌浄化法の説明 福島民報

会津坂下町が下水道展に紹介ブースを出展

会津坂下町が下水道展に紹介ブースを出展