立教大学池袋キャンパス HPより

立教大学池袋キャンパス HPより

地元小学校の卒業式参列をパスして、先週18日金曜日、池袋にある立教大学に初めて伺った。歴史ある建物を丁寧に保存されていることにまずは驚いた。こうした環境は人の心持に大きな影響を及ぼすのであろうと思いながら、同窓会館らしき会場に入った。

この日は、立教大学の大学院を卒業した社会人学生OBで構成された生きがい創造研究会という会合にて、スピーカーとして招いていただき、「社会課題に仕事として取り組むということ・一人一役運動」というテーマで話題提供と交流を行った。定年まで働いて蓄えた自由に使えるお金を、自身の勉学に使っている志ある中高年の方々の集まりである。私が議員であることから、地方政治が、政治家があまりに遠い存在で何一つとして情報が入らないと、多くの方々から発言があった。

選挙は候補者が行うものではなく、有権者が動かねば成り立たないことである点、情報が少ない中であっても投票に際して自分独自の判断基準で、一人を選ぶという努力をして欲しいこと、それが有権者の任務であること、できるなら、興味ある候補者を招いて、考えを聞く会でも企画して、茶飲み仲間でも誘い合って場を持ってほしいこと・・そんなことをお願いしてきました。最も投票率が高い年代であり、社会的な活動がしっかりできている方々であっても、縁遠く思ってしまう、そんな地方政治をどうコントロールできるか。