熊本市議会議員のAさんが、避難所の状況を示し、何とかしてほしいと役所に訴えに行ったら、ゆっくり昼休みをとっていた・・といった内容の情報を印刷して持参くださった市民がいる。「鎌ケ谷市も同じことにならないように」と強く要請してくださる手紙とともにだ。はい!しっかり受け止め実行します。
「驚いたのは、現場の戦々恐々としたムードと市役所内のゆったりとしたムードのギャップである。いつものようにパソコンに向かい、いつものように1時間お昼休みをとり・・私が市役所に行けば、現場からの生の情報と捉え、すぐアクションをとっていただけると思っていたら、どこの避難所も同じと、対応を拒否するような返答だった・・」というくだりや「物資の調達できず緊迫した中で、避難所において民間ルートからの善意の支援物資を調達することを申し出たら、拒否した職員がいた。その上司がNOといったため。」との内容もあり。
私は思うが、緊急時の対応は普段、準備していないと行動できない。熊本市の職員も何をどうしてよいかパニックになっているのであろう。誰が何を分担する、その分担をそれぞれが励行することだ。物資だって、市内の食料品や日用品店に、一般販売をストップしてもらい、家族人数に応じて配布数するから心配しないようにと、知らせておく必要がある。パニックを避けるためだ。全ての店舗にどの時点で誰がその連絡をするのか・・だれが配布して歩くのか・・これだけでも準備しておくと安心である。とにかく想定できる場面場面での動きと誰がそれを担うのか、この準備をすれば自分の動きが想定できる。被災地からの訴えを他山の石として、今たっている場所でわが身を引き締めるのだ。