酷暑の中、平均年齢70歳は超えていそうなプレーヤーらが、午前中よりテニスコートで走り回っている。「この場所があるから楽しめるわ~」と声をかけてくださる。その姿を見るだけで、生涯スポーツの真価が伝わる。こんなに元気な市民には、あらゆる場面でもっと活躍していただけるはずである。
鎌ケ谷市がどうしても取り換えたいと平成30年度予算を準備しているという、コートのネットフェンス、25年経ったというが傷み具合は如何ばかりか、今日は真剣に調査しようと出向いた。はっきり言って、巨費をかけて取り換えるような状況ではないと確認した。と同時に、破損個所は何らかの補修が必要であることもわかった。補修方法はごく簡単なものも多く、丁寧に補修しながらもっともっと長期間使用し続けることは財産管理として大事なことである。
8月初めにコートの表面を部分的に補修工事を済ませたばかりのコートだが、利用者に聞くと、部分補修すればするほど感触が微妙に変化しバウンドが変わり、かなり気を使うという。補修を繰り返して予算を使うより、一斉に張替えをすべきタイミングと思う。その時期が少し前倒しすることは、特段誰にも迷惑はかけないはずである。