昨日は市川市の議員補欠選挙に友人が参戦しているので応援に行き、少しばかりの手伝いではあったが、政治とは言葉で伝える仕事であることを実感した。候補者が誠心誠意自身の気持ちや現状を伝えますと、立ち止まってくださる市民がいらっしゃることに感動をした。市川市は、県内でも有数の交付税を受け取らない自立した自治体である。が、昨今、それゆえ交付を受けている鎌ケ谷市よりシビアにサービスの縮減や使用料増額に取り組んでいるようで、可燃ごみの回数も鎌ケ谷市同様3回であったが2回に縮減されたとのこと。こうした市民サービスの直接的低下は、財政破たんした夕張市などで実施されるはよくわかるとしても、優秀な自立している自治体で実行されているとは知らなかった。そのくらい、国からの支援を受けずに運営をしていくことは危機感が強いということである。こうした市民サービス縮減への是非も選挙の争点の一つであるようだ。市民サービス縮減の前に他の無駄遣いにメスを入れとという主張がなされていた。
一方で、黒字だの健全だのと広報を通じて市民に発表している鎌ケ谷市であるが、せめて、不足分を国から支援受けて成り立っているいる現実を知らせ、こうした国からの支援制度は過去に縮減されたことで、非常に厳しい財政環境に一時的に陥ったことのある経験を忘れてはならない。いつ何時政府の政策変更があったとしても、市民サービスが維持継続できるような気構えを常に持ちづづけていくのが政治家の使命である。