3月予算議会が月曜日で終了する。予算への反対討論を土日かけて準備中だ。詰めて集中している時にはどうもこの報告がおろそかになってしまい、時にご指摘を受ける。
昨年8月頭に、初富駅広場アクセス道路の経路決定の経緯を記している過去の打合せ記録を情報公開請求してきたところ、住民が混乱するとか県や警察との信頼関係を損なうだの言い訳して、不開示を通している鎌ケ谷市だ。その都度、不服審査請求、反論書を提出してどこまで進められるかを見てきたが、結局、役人の言い分のみを聞くだけで、反論者(私)の言い分を聞くことなく、第3者機関から、最終決定として不開示は妥当が言い渡された。真面目に追及してみたが、時間の無駄!を確認する羽目となった。
私が最も強く主張したのは、すでに検討が終了して、本年から測量費が、来年には用地取得費を予算計上している中で、信頼関係云々もあったとしてもこの土地を買わねばならない納税者や地元住民への説明責任を優先するタイミングだろうということだ。残念ながら、この説明責任については、審査に当たった第3者機関は一言も触れていない。情報公開法の趣旨はまさにこの説明責任の実行にあるからだ。ちなみに千葉県も警察も「鎌ケ谷市の提案事業ですから市の判断があれば公開」との見解を示している。結局、信頼関係云々という方便をもって出したくない資料を隠しているだけではないか?本当に困ったものだ。これでは行革などできようはずはない。市民の未来が危ぶまれる。