昨日は定例の台風被災地調査を終えた。現在の私のテーマは、被災住居に暮らす方々への住宅確保の見通しをつけることだ。そのために、現状把握、ニーズ把握から始まるが、今回の被害の大きさ故、地元自治体職員が日々の対応に追われて、ニーズ把握に至ってないのが現状だ。
昨日は鋸南町の町議さんと地区長さんに、情報収集の協力依頼ができた。午後は、倒木が生々しい大房岬国定公園(南房総市)内で、千葉自然学校が主催するチェーンソー講習会を視察し、参加されていた館山市議さんと倒木伐採ボランティアで各被災地に出向いている知人にたいして、住宅対策について協力をお願いした。
更にラッキーだったのは、安房地域で今後、被災者等への居住支援を行う法人指定を受けたばかりという責任者に偶然会うことができたことだ。先方から声かけていただき久しぶりの顔合わせだったが、よく知っている方だった。
こうして動いていると、目的にだんだん近づいてくることを実感した。理由は明快だ。皆が現状を見て同じことを気にかけ、解決策を探っているから、渦のように動きが発生していくのだ。
写真は倒木生々しい大房岬(南房総市)にて。ここは国定公園。

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