間もなく12月市議会が始まります。11月18日締め切りで、市議会あての陳情が締め切られます。今日のタウンミーティングで、以下の陳情者から賛同者の呼び掛けがなされました。
さらに参加者からは、意見を述べる市民をまるで敵のように扱う市政・市議会の現状こそ何とかできないか。という、大変深刻な訴えがなされました。

新鎌ケ谷駅自由通路において、市内ゆかりの物産直売ブース設置を求める陳情

陳情趣旨
 
鎌ケ谷市は成田、羽田の国際線が発着する空港の中間点にあり、私鉄三線が直結し、他市に比べて最も発展性を含んだ条件下にあります。グローバルな視点に立って鎌ケ谷市の真の発展を考える必要性は急務ではないでしょうか?
私達カーマ・マルシェ実行委員会は、この視点に立って思考している市民団体です。眠らせている宝を放置している市政に対して提言を行い、共に行動することの重要性を認識している団体です。
現在、多くの自治体が独自性と多角的な意外性を持って、魅力ある発展的な観点に目を向け、真剣に取り組んでいます。しかし残念ながら、鎌ケ谷市民として市政を見ている限り、まちづくりに具体的、積極的な形ある取り組みは見られず、未来案も示されていないのが現実です。いったい、この街はどこに向かって生きていくのでしょうか?

さて、私達、カーマ・マルシェ実行委員会からの提案を行います。鎌ケ谷市の中心部新鎌ケ谷駅では、周知の通り鉄道3線が交差し、一日乗降客は3駅合わせて10万人に及んでいます。市内在住者より市外からの乗り換え客が多く、取組みによっては、鎌ケ谷市における交流人口の増加と経済活動の発展が期待できるところです。
そこで、活用いただきたいのが、東武線改札口前に広がる新鎌ケ谷駅の自由通路です。自由通路管理規則では公益上必要と判断する用途にこの場所を貸すことがうたわれています。私達は市民として、また、市内産業の経済発展の観点から、自由通路での市内ゆかりの物産直売ブース設置を求めます。
消費者にとっては購入の機会が増加すること、生産者にとっては販売の拠点が増えること、また、新たに販売という雇用機会の増加が確実に見込めます。自由通路の有効活用に違いありません。もちろん、常設ではなく、仮設で何時でも他の用途に使えるような形態を想定しています。
鎌ケ谷市議会運営に支払う市民負担額は今年度年間約3.4億円、一方、市内商工業の発展に使う市民負担額は年間約2億円です。自主財源確保の基本である経済対策費用が議会費より少額とは驚きです。市内の経済活動に対してあまりにも施策が乏しいことの表れです。議会におかれましては真摯に審査をしていただくことを切望します。

陳情内容
新鎌ケ谷駅自由通路において、市内ゆかりの物産直売ブース設置を求めます。

活用が求められる自由通路

活用が求められる自由通路

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