「今日は、児童相談所にかかるやり取りを見守るために、傍聴席には当事者の方々が足を運んでくださっています。」と一般質問の前に述べたところ、かなりの議員が傍聴席を振り返った。終わってから、傍聴者の皆さんの感想を聞いたところ、議員が振り返ったことへの感想が多く寄せられた。
 当事者らとは虐待を疑われた親たちである。ファンタジーである想像の世界にいる当事者らが傍聴席にきて、子供に対する保護所での権利擁護を求めて、固唾を飲んで私と職員とのやり取りを聞いているのだ。信じにくいことだったのだろうが、これが現実なのだ。
 児相による過剰保護、誤認保護の被害者らが、これから声を上げていくこととなる。虐待事件を防止することと同時に過剰保護、誤認保護を防がねばならない。