発達障害の研究を長年行ってきた専門家に、今日はリモートで相談対応をしてもらった。児童相談所の一時保護から子どもが戻ってきた方、もうすぐ解除の見通しが立ってる方、全く、見通しが示されていない方、様々な希望者が参加された。
一時保護されるお子さんで、表現が上手くできない、思っていることと話す言葉に違いがあるお子さんが、本人の発言が原因になって保護されるケース、施設に送られるケースは、かなり目立つ。
勉強しろと親がうるさいから、家に帰りたくない、施設に入りたいと言って、施設入所になってしまうケースすらある。
子どもの本音が聞き取れないまま、表面的発言で大きな決断が下されているが、こんなで良いのでしょうか?と私から尋ねた。
「信頼できる人と切り離されることによって、脳の発達が阻害される。置かれた環境によって発達は阻害されることをよく認識してもらいたい。親子関係は作り上げていくものであり、トレーニング機会の提供によって修復できる。」とのアドバイスを頂いた。千葉県の児相運営者にも伝えてあげたい。