三橋記念館は昭和53年開館。貴族院議員の三橋弥(ワタル)氏が昭和9年に鎌ヶ谷尋常小学校敷地としてこの地を寄贈したことを記念してできたもの。35年の歴史の施設が閉じることとなりました。
三橋記念館解体は、来年4月から開所の保育園をその跡地に建設するため大至急の解体となっています。既存の施設を解体して新しい施設を建設するという決断を、鎌ケ谷市は市執行部が「独自」に行い、相手企業(今回は隣接商業施設を運営する会社)とも内々に話を進め、すべて整い確認をしあってから、市民の代表機関である議会に説明がなされるという流れ。市議会が判断できるのは平成26年度予算に計上されてからという形式的なものしかありません。解体は市予算1億5千万円で8月まで行います。
私が市議会議員としてかかわった3年あまり。一言でいうなら執行部が勝手に予算を動かしている印象が強いです。自治体というのは市民が主権者のはずです。あるべき姿とかけ離れているのではないでしょうか!ご覧のとおりの交差点に保育園は建設すべきではありません。乳幼児が6年間、早朝から夕刻までを過ごすような場所ではありません。